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R.×京都003S「 六義×京都職人 風通 オールドスクールストライプ 」

六義×京都の職人さん



本物の凄さ
RdevelopedSilk
no. 2
Bespoke

Scarves

×
六義×京都西陣御召し
developed風通スカーフ
 


R



ここしばらく全国各地に
職人さんを訪ねて歩いてきました
そして、その成果がひとつづつ実ってきました、
最初は「閉ざされた世界」じゃないかなあと思ってましたが、
本物の職人さんほどアヴァンギャルドです、
理解度が素早い、
さあ、その成果をみていただきましょう、
すべて「世界初のこころみ」だと思います、
そんな古代的なこと日本にしかないからね、
動くこと雷霆(らいてい)の如し




R



今回は西陣お召しとのワークショップです、
この織り元さんは、代を遡れば西陣で一番大きな「米問屋」さんだったそうです、それが「一向一揆」(米一揆)のときに米を放出して、米はもうタクサンだ、と織物に転じたそうです、教科書にあるような歴史が家の歴史でもあるんですね、

ここの主人はなかなかアヴァンギャルドで、カーボンを織物にしたり、同じ京都の村田製作所とICチップを織り込む技術とかも開発しているみたいです、

今回のプロジェクトは「ものすごく肌触りがよくて、家庭でイージーに洗えて、シワもよらない、そして軽く、夏涼しく、冬暖かい、エアコンの効いた今の生活ではカシミアより便利な『スカーフ』(織物)が欲しい」という私のワガママから始まりました、

いままでで最もその理想に近かったのはタスマニアンウールで織らせた「ダブルガーゼ」の大判スカーフだったんですが、
これはもう織れません、
それにもう一歩、踏み込んだものを織りたいと思っていました、

そこで目をつけたのが西陣のお召しにある「風通」という組織です、これは袋状に二重に織り込むもので、つまり考えようによっては「ダブルガーゼ」になりえるものだと考えたのです、

当初はシルクのみで織ったのですが、これは触感がちょっと違いました、それで、縦糸をシルクに、緯糸を最上等のコットンでおることに気づいてたのです、これは大成功でした、
まるで天使の羽根の肌触り、タスマニアンウールのダブルガーゼを凌ぐ肌触りです、


今回の「作品」は本物の職人さんとがっぷり四つに組んだので、抜群のものが生まれたと自負しています、
世界でこの「組織(織り)」は唯一無二でしょう、スカーフだけでなく多くのものに応用できると思います、シャツも気持ち良さそう、


製造元 : 六義銀座
価格 : 16,200円 (税込 円)
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銀座東京

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  • このスカーフは「風通」といって、日本古来の織物の技法で織り込まれています、 「風通」というのは簡単にいえば「二重組織」で、袋状に織られているので両面柄(リヴァーシブル)になります、 詳しくは西陣協会の説明を以下に添付しておきます、 「● 組織  普通の織物の断面は一重ですが風通織をはじめとする二重織物や三重織物の場合は、その断面はそれぞれ二重、三重になっていて多層織物と呼ばれています。風通織はこの多層織物の代表とされているもので、二重、三重織で、上下あるいは、上中下のそれぞれ色の異なった織り方を交互に表面に出して模様を表します。二重織のものを二色風通といって表裏反対色の紋様を表すことができ、西陣の着尺や、袋なごや帯などに使われています。 ● 歴史  「譚海」に(ふうつうも国の名世、・・・)とあり、この特色ある織物の名をモウルなどと共に異邦の名とし、おそらく応仁の乱で一旦絶えたこの織法が、明から舶載の裂や技術にならって再び始められた頃、この呼名も始まったのでありましょう。それにしても二重組織でその間にわずかながらも隙間の出来る袋状の組織に風通とはよく言い得ています。この組織はすでに法隆寺伝来の中にあり古い歴史をうかがわせます。」

  • アトリエで「bespoke スカーフ」を注文された方はご存じだと思いますが、我々はシルク、或いはシルクとカシミアなどを袋状に縫い合わせてスカーフを制作しています、 やはり「一枚の布の切り放し」では贅沢感がでないのです、「ボリューム感」がない、自分の感覚としてソレはイヤなんです、 以前の「ダブルガーゼのスカーフ」の場合はボリュームを出すためにガーゼを二重組織にすることであえて一枚仕立てにしたのですが、 研究していくと我が足元の京都に「風通御召し」という手法があることに気が付きました、 そこで「風通」という組織を職人さんと「再開発」することにしたのです、 これは「ジャカード」組織なんですね、 だからタイの柄のように「織り」で柄を現すことができる、 通常の安物のスカーフが「プリント」であっるのに対し、この水玉はジャカードで「織られています」、

  • 糸は何度も変えて試してみました、 最初は小石丸で織ってもみましたが、これは夏には向かない、 最終的には、縦糸をシルク、緯糸をかなり上質のエジプトコットンの極細番手を使い、 かつ適度(職人さんの勘」に「防縮糸」を織り込むことで自然な「シュリンク」感を与えています、 ここで肝心なのは、このシュリンクは後加工で「プリーツ」をかけたわけでなく、織の段階で「防縮糸」を織り込んでいることです、だから、これは洗ってもとれることはないのです、 このスカーフの最大の特徴は「肌触り」です、 実に心地良い、そして「軽い」、これは驚くと思います、 そして、セカンドリリースは 六義蒼とエクリュ、の「オールドスクールストライプ」です、 かなりオールドスクール的な配色と「風通」の組み合わせがアヴァンギャルドだともいえます、 リヴァーシブルですから、襞をいっぱいつけてところどころ裏表を混ぜながら結びましょう、 経糸にシルクを入れてありますから、コットンや麻とは違う柔らかな絹の光沢もみる角度で浮かびあがってきます、 天使のような触り心地の一枚を、、、 一年中使えます、 サイズ:長さ約220センチ     幅 約28センチ 記事の無断転載、画像の無断複写を禁じます。 copyright 2013 Ryuichi Hanakawa and Rikughi Co.,Ltd.

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