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ClassicHat001S「Bespoke ClassicHat Trilby」

GoldenClassic



紳士の帽子
bespoke
ClassicHat

no. 1

VintageWaterResistancedCotton

「Classic Tilbry





「紳士の帽子」その1作目です、


今回は私の「帽子遍歴」から生まれたクラシックハットです、


研究ノートにも記したように、これは私なりに「帽子の在り方」を経験から求めていった成果ともいえるものです、



この半世紀で私は、ロンドン、ウイーン、ローマ、パリ、そしてブリュセッルで帽子をbespokeしてきました、これらは、極めてクラシックなものから、自分のスタイルに即した少しダンデイなものまで様々ですが、

何故、bespokeし始めたかを思い返せば、やはり既製品の質では飽き足らなかったことと、フィットの問題があったと思います、これは靴と同じです、



今回のミッションで職人さんと出会って「どういう帽子をつくりたいのか」と尋ねられたとき、その正しい答えは理想の帽子を求めて右往左往した自分の経験の中にあると思ったのです、


そこで、、

先ず、「課題」をリストアップすることにしました、


壱、一年中使えて気楽に被れて格好良いものが欲しい、


弐、とにかく雰囲気がある帽子が欲しい、仮縫いを重ねて自分のスタイルに馴染むことを考えて仕立てられた良いbespoke suitsのようにちゃんと「装い」に対する考えを持ったものが良い、


参、ヘアスタイルを崩さず、しかし風に飛ばされることなくフワッとフィットする被り心地の良いものが欲しい、


まだまだ細かく色々、書き出しましたが大切な点はこの三つです、


先ず、第一の「課題」、、、

貴方は「帽子は好きなんだけど、何か子供が『借りてきた帽子』を被っているみたいで似合わないなぁ」と感じたことはありませんか、、


若い私はコレがとても気になりました、ロンドンの店に並ぶクラシックハットはそれ単体で見ると素敵なんですが、買ってもなかなか被る機会がない、はっきりいうと自分の顔と頭に巧く馴染まない、、これは、街中で帽子を被っているヒトを見てもいつも感じることです、


それと、やはり「装い」を限定してしまう帽子が多い、カジュアルにもスーツにも合って、かつ一年中使えてスタイルとして馴染んでくれる帽子はないものか、、、



そういうわけで、


今回は素材をあの精緻に織られた防水のヴィンテージコットンにしました、色はトープベージュの少しイリデイセント(玉虫)がかったもの、、


この質感が良いと思います、ビーバーフェルトのように畏まってもなく、適度にクタっとして、かつ頑丈で張りもある、男の毎日被るクラシックハットにはピッタリだと思いました、




そして「雰囲気」のある帽子、、、私は1920〜30年代の「adam」(今回は決してエスクワイアではないと思いました、)を精査してあの時代の帽子が持つクラシックだけれど少しダンデイな色気がある雰囲気が欲しいと思いました、


設計したのは、少し変わった「Trilby」です、被ると自然に見えますが、チョッと工夫がしてあります、

クラウンを高く、しかも「三角」(この三角の良い塩梅の分量を割り出すのに時間がかかった、しかも仕立てに手間がかかる)に仕立ててあります、日本人の大きな顔を考えると以前からオーヴァルのクラウンよりも背の高い「三角」が相応しいのではないかと思っていたのです、



ブリムも前と後ろを非対称に設計してあります、そしてブリムの反りを計算にいれて、当初から被り慣れているような自然さを出せるようにしてあります、


そう、「自然」さが今回の大事なポイントで、クラウンの端も「奇妙に」弓なりに湾曲させてあります、これが、初めて被っても「馴染む」ための工夫のひとつです、


云いかえれば、これは、「被り慣れたエレガンス」といえるものを出すために、かなりテクニカルにわざと「壊し」てあるのです、


ただし、「リボンの幅」も通常のものよりはかなり幅広に取り、クラウンのフロントの斜めの立ち上がりなど、あくまで黄金期のクラシックを踏襲しています、


今回、設計してみて再認識したのは、今の既製品の帽子は「平坦」なのです、それが妙にオジサンくさい、

「adam」などをじっくり見ると気付きますが、本当のクラシックは意外に分量感が大胆です、アーテイで「手」が感じられる、それがエレガントさと色気をだすのでしょう、



そして、「フィッテイング」です、


何故か「帽子の被り心地」というのは意外に見過ごされていたり、無視されています、

しかし、「被り心地」の良さというのは「一年中気楽に被れてカッコ良い帽子」には不可欠な要素です、





欧米の後頭部が出たオーヴァル型の頭に対して、日本人の頭は「絶壁」という言葉さえあるぐらい「●型」に近いのです、

欧米の帽子はこのオーヴァル型の頭に合わせてフィッテイングを考えているために深くはいるようになっています、

すると横幅の広い日本人の頭ではピタッとしすぎて、帽子を脱ぐとヘアスタイルの横がベタっとしてしまうだけでなく、周囲サイズが合っていてもキツく感じるはずです、


これでは到底、快適とは云えません、


日本人の頭には、帽子がフワっとのるようにフィッテイングして、かつ風にとばされないというのが理想です、今回は日本人の頭にあった型と「フィッテイングのあり方」を職人さんと一緒に特に工夫してみました、


このフィット感には驚いてもらえるのではないかと思います、




紳士の帽子はbespokeであるべきです、


紳士の帽子はサイズがあっていなければなりません、
(サイズがはっきりしない方はアトリエで採寸いたします、
また正しいサイズの測り方をR.H.研究ノートに後ほど記します、)


Notice: 「R.H.研究ノート」に補足画像を添付しています、(画像no.)


記事の無断転載、画像の無断複写を禁じます。
copyright 2013 Ryuichi Hanakawa and Rikughi Co.,Ltd.



商品名 : ClassicHat001S「Bespoke ClassicHat Trilby」

製造元 : 六義銀座

原産地 : 銀座東京

価格 : 17,280円 (税込 1,280円)

ポイント : 1

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