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ClotheMania036S「 Re-Bespoke 1938 Fenn-Feinstein ツイードスポーツコート 」

GoldenClassic





Classic Clothe
R.H.研究室

no.36

Re-Bespke
1938
 Fenn-Feinstein SportsCoat
 

Hand woven
Real Tweed

tailored in NewHaven








「21世紀」にダイヴするニューチーム(TeamRyuichi)には勿論「新生ティラリングチーム」も編成しています、


この新生テイラリングチームでは、いままでのチームでは「できなかった」ことや「できないこと」をやってみようと思っているのですが、


そのひとつが今回の試みである「RE-Bespoke」というものです、


「RE-Bespoke」って聞き慣れない言葉ですが、これは私の造語です、
昔々、マニアックな仕立て好きは、いきつけのパーソナルテーラーに1910~1930年代ぐらいに仕立てられたトーツなど、かつての名店のツイードスーツなどを持ち込み、まさしく「解体して」「仕立て直す」ことに密かな愉しみを見出していました、

繰り返しますがこれは、「アルタネーション(修理)」ではありません、
文字通り、糸をほどき解体して仕立て直すものです、


 

これは「好事家」好みの「趣味」といえます、

味のある、いまでは手に入らなくなった手織のツイードで「上手い具合にエイジング」したスーツを探し周り、それを仕立て直して、さも着なれたスーツのように着こなす、
まっさらのツイードで仕立てるなんて「ヤボ」だよと、、、


これは新しくスーツをつくるより、よほど手間がかかります、しかるに当然、仕立て屋のチャージも通常のbespoke価格より高くつきます、第一、よほどの「つきあい」がない限りテーラーもそんなややこしくて気遣いの多い仕事を受けるはずもない、、まさに「通」好みの裏技といえるでしょう、


和服の世界でも「洗い張り」というのがありますね、昔の結城紬や宮古上布など歴史的価値のある着物をバラバラにしてそれを洗い、反物の形に戻して新たに仕立て直すというもの、

或いは極めつけなのは、昔の「通」と呼ばれるヒトは超高価な結城紬(モノによっては何百万、どころか千万というものもあるそうな)を一旦仕立てて下男に「寝巻」として一年ほど着させ、ようやく「味がでた」ところで「洗い張り」して自分用に仕立て直す、(いかにも新品はヤボだということなんでしょうが、、、)っていうなんとも面倒なことが分け知りの「常識」だった時代もあるそうです、


今回はこれに挑戦してみようと思います、

恰好の「素材」も手に入りました、1938年製作の「Fenn-Feinstein 」の手紡ぎ、手織りの味わい深いツイードのスポーツコートです、
1961年7月5日のサンデーヘラルド紙に以下のような記事が載っています、

「Officials at Frank Brothers Fenn-Feinstein aren't talking but from our Washington sources we hear the New Haven clothing firm is now making all of President John Kennedy's suits after he dumped his previous tailor for cashing in on the publicity. We understand the president chose the New Haven establishment after admiring the attire of Health, Education & Welfare Sec. Abraham Ribicoff who has been a Fenn-Feinstein customer for years. The president's brother-in-law, Sargent Shriver, is also an F-F steady..."

要約すると「フランクブラザーズ傘下のテーラー、フェンーフェインスタインの関係者は言明していないが、いまやJ.F.ケネデイのすべてのスーツをこのニューヘイヴンの老舗が製作している」、、


フェンーフェインスタインというテーラーはJ.pressやチップでマスターテーラーを努めたBill Fenn とJack Feinstein という二人の腕の良いと評判だったテーラーによって設立されました、

設立当初から、エール大学卒の政治家や実業界の大物を顧客にもち、「富裕で知性があり趣味の良い」ニューヘイブン人種のスタイルというのを支えてきたと云われています、


とくにJack Feinstein は、ヨーロッパ(英国)の紳士服について深い知識を持ち、卓越したカットと技術で着やすさとカッコ良さをもった独特のアメリカ(東部エスタブリッシュメント)的なスタイルを打ち出して「つくあげた」と云われています、

それはまさしく1930年代の「エスクワイア」のスタイルで、J.pressやチップより「ヨーロッパ的」だと云えます、


このスポーツコートをみても、スタイルは優雅なヨーロッパ風味で、
ウエストを少し低めに設定し、3ボタンの段返り、チケットポケットなしのフラップポケット、シングルベントなど洒脱ですが行き過ぎない東部エスタブリッシュメント好みの上品なスタイルになっていますが、

精査するとかなり独特な、いわば今の時代感ではない「古式」な仕立てになっています、
袖線や背の中央の縫い、弧を描く袖の曲線などすべてに独特で、bespokeですから当たり前といえば当然なのですが、この顧客の体型を熟慮、熟考した独自の丁寧な仕立てになっています、

印象としてかなり古式な仕立てと縫いです、祖父のカントリースポーツコートにこういう縫いが一着あったように思いますが、それよりも「独特」だと思います、



ディテイールは珍しいタブの折り返し(ストームタブの変わり)など大げさな英国のハッキングジャケットよりも洗練されていて洒落ています、エイジングしたこっくりした色のホーンボタンも美しく味わい深い、、

実際にはどのような芯地が使われているのでしょうか、この古の仕立てを解体するのが愉しみです、

そして、このスポーツコートのもうひとつの魅力が、この「ゴールデンハーヴェストのツイード」です、

仕立てられたのが1938年ですから、このツイードはそれ以前に織られたはずですが、

少しの痛みもなく、かえってエイジングを重ね今現在、いきいきと美しく輝いています、

あきらかに、手紡ぎ(ハンドルーム)、手織りで精緻に織りこまれた「クラシックツイード」で非常に「質」が良い、

英国で織られたものでしょうが、こういうツイードに出会うことは滅多にありません、何より、この織りが精密で正しく「クラシックの黄金期」を彷彿とさせる実に味のある柄です、

1930年代当時は、米国のこうしたエリート相手のテーラーは「アトリエだけのツイード」を毎年、特別に英国に発注し織らせていましたが、これはなかなかに洗練された良い織り柄だと思います、


薄いベージュとゴールドが織りこまれた「地」の織りをみてください、

これは日本の「昔の」大島などにもみられる「一元(ひともと)」よばれる「古代的」な織りです、一元は縦横2本ずつ、計4本の合わせが必要となってきて技術的に難易度も高く、1960年代にはこうした手間のかかる織りは英国でも見られなくなりました、
(通常のものは「片ス」といって縦横1本ずつ合わせればよいものです、この手織の「片ス」さえ英国ではもはや見られません、)

そこに、2本の細い波線と太い一本の破線が暖かい色合いのブラウンで織り込まれています、
良く見ると、横線の濃いブラウンと同じように、薄いゴールドベージュのやはり2本の細破線と一本の太破線が縦に走り、これは変則的な「ウインドペイン(格子)」になっているんですね、

「結城紬の洗い張り」ではありませんが、エイジングして風合いがむしろ良くなっています、新品ではきっとまだゴワゴワしていたことでしょう、

ツイードも人間もエイジングを重ねることで柔らかさを得て身体に馴染み始める、こうしたツイードを見てると我々が知っているツイードが子供じみて見えはじめます、





今回は、「アルタネーション」ではなく仕立てとしては「bespoke」と同様の工程を踏んでいきます、

むしろ、1930年代のテーラーがどのような仕立てをしていて、どの部分をリスペクトして残していくかをお話し合いながら、世界でも稀なスポーツコートをつくりあげるというちょっと「スリリング」な体験です、

bespokeの世界は深い、、、

いっぱい愉しみましょう、







記事の無断転載、画像の無断複写を禁じます。
copyright 2013 Ryuichi Hanakawa and Rikughi Co.,Ltd

商品名 : ClotheMania036S「 Re-Bespoke 1938 Fenn-Feinstein ツイードスポーツコート 」

価格 : 291,600円 (税込 21,600円)

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